パキスタン パキスタン警察イスラム過激派政党制圧
- Chris Momose
- 10月20日
- 読了時間: 2分

2025年10月20日 (Morning Star News)
先週、パキスタン国内で、キリスト者やその他少数派宗教信者たちに対して、これまで多大な被害を与えてきたイスラム過激派政党への大規模な取り締まりがなされ、パキスタンのキリスト者たちはまだ少し不安ながらも、安堵の表情を浮かべています。過激派イスラム政党TLP(極右イスラム主義ポピュリスト政党)のメンバーと警察が衝突し、少なくとも警官1名死亡、数十名が重軽傷となり、その中には重傷を負っている人々もいます。また、このTLPに対して抗議した多くの人々が殺害され、2700人以上が警察に拘束されました。パキスタン政府は複数の都市で、TLP関連の60以上のモスクや神学校を閉鎖し、さらにTLPの全ての銀行口座を凍結し、また、憎悪を煽り、拡散させるような彼らのSNSアカウントを削除するとの表明を出しました。キリスト者たちに対する虚偽の冒涜罪告発事件が、全国で多発している背景にTLPが関わっているとされ、彼らは教会や礼拝施設、墓地にまで襲撃をしています。パキスタンでは、政党禁止事項は最高裁に決定権があり、パキスタン政府が最終決定を下すことはできません。
祈りましょう
パキスタン政府がTLPに対して、適切な措置を取ることができ、パキスタンのクリスチャンたちを守って下さっている神様に感謝します。
最高裁判所がこの政府の決定を支持し、TLPの勢力と影響力が大幅に縮小され、もしくはこの政党が解散するように。
TLPによって不当に告発された人々が、公平で偏りのない裁判官により、正しい裁判の決定と事件の再審理を受けることができるように。

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