インド 最も厳しい改宗禁止法の法案が可決
- Chris Momose
- 8月26日
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更新日:9月5日

2025年8月26日 (Morning Star News)
インドのウッタラーカンド州で先週、これまで議論されていた改宗禁止法改正案が可決され、その刑罰は終身刑に及ぶまで重く罰せられることとなりました。この法案の可決は、信仰と言論の自由に対し、インドで最も脅威な法案を導入する結果となりました。ヒンズー至上主義であるインド人民党政権は、現在最高刑である懲役10年から終身刑へと刑罰を拡大し、「強制改宗」では最高額100万ルピー(約11万446米ドル)の罰金を課す「宗教の自由法案」の導入にまでこぎつけました。懸念される規定の中には、「SNSやメッセージアプリ、その他オンラインを通じて、改宗の助長または扇動する行為」を犯罪とする対策が含まれ、それらの行為は禁止され、処罰対象となります。つまり、宗教についての議論といったような日常会話さえ、犯罪になり得ることもあります。この法律は未成年や女性、特定のカーストや部族に属する者、身体及び知的障害者を対象とした改宗行為に対しては最も厳しい罰則として、5年~14年の懲役刑、及び罰金少なくとも10万ルピー(約11万5千米ドル)を定めています。外国からの宗教改宗及び、外部資金提供による改宗は、7年~14年の懲役刑および最低100万ルピー(11,446米ドル)の罰金が課せられます。主流メディアの評論家たちは、この法律を権力の乱用として非難しています。この法案は広範囲に渡る執行措置を導入し、人権擁護団体の人々からは基本的人権を侵害するものとして非難されています。
祈りましょう
ウッタラーカンド州及び、インド全土の教会が主によって力づけられ、励まされますように。
インドのクリスチャンたちにイエス様を伝える知恵が与えられ、福音を分かち合うことに決して、怯むことがないように。
信仰の自由を保障する憲法に則り、この法案の撤回または改正がなされるように。

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